あゆっぺ

お布団に入ってから眠るまで

スマホで動画をみるのがやめられない

 

最初は松本清張関連のをみていたが

それも見尽し

その後は

サスペンス・ミステリーというつながりから

西村京太郎トラベルミステリーというのをみていた

これも結構楽しかった

悲壮感や難しさはなく

単純で、いろいろな路線や車両を見るのも楽しかった

長く続いたシリーズのようで(もちろん放送時は知らない)

キャストも随分替わっている

でもやっぱり十津川警部三橋達也だよね

 

そして今は

弁護士・高林鮎子シリーズだ

主役は真野あずさ

 

だいたい年代から言って真野響子のほうはなじみがあるが

妹の真野あずさは・・・ピンとこなかった

はぐれ刑事かなにかにママの役で出ていたか

呉服屋のカレンダーのモデルみたいなイメージだった

あんまり感情(表情)の動きがなくて

そりゃきれいだけど「女優」って気がしなかったのだ

 

この高林鮎子シリーズも弁護士ものとはいえ

法廷で弁舌鮮やかに・・っていうのじゃない

依頼人には

「・・・わかりました。できることはやってみます」

と答え

アリバイや疑問や流れに対しては

「なーんか、そんな気がするのよねー」と宙を眺めながら言ったりする

生活感もなく、感情あらわにすることもなく、

紅茶やトマトジュースを静かに飲む一方

「行ってくるわ」と新幹線や飛行機でさっさと出かけていく

 

外出ができない今、

この彼女の動きがとても気持ちがよい

もともと旅などしないわたしだが

日本中のあちこちの風景や駅や街並みを

このドラマの中でみることが「気持ちがよい」のだ

 

さて

彼女は「草鹿法律事務所」の弁護士だ

ボスは丹波哲郎

アシスタント(弁護士助手)は橋爪功

このメンバーがまた楽しい どっちも大好き

「そんなんだからいつまでもヨメに行けない」

「おい!お茶!」

彼女を呼ぶのも

「あーちゃん」とか「あゆっぺ」

今なら叱られそうなセリフも盛りだくさん

 

アドリブというか

やり取りの中で

これは演技じゃなくて

ほんとにこの人たちがおかしくて笑ってるんじゃないかなと思えるシーンも時々ある

わたしももちろん

お布団の中でニヤニヤしたり吹き出したりしている

 

ゆるい弁護士ものだ

途中で眠ってしまっても

なにも困ることもない

 

そんなドラマもいい

今は、いい