2016-01-01から1年間の記事一覧

最終日に

本日も仕事 明日も仕事 階下の食料品売り場はたいそうにぎわう大晦日 そんな日にうちの店のお得意様で リッチでおしゃれなマダム Мさんが来店 いつもならわたしは先輩販売員の後ろについて 彼女のお話を聞くだけだ でも今日はマンツーマンで接客させていただ…

揺れたい男

気をつけなさい 女はすぐに 揺れたい男を嗅ぎ当てる と みゆき大先生の歌にあり ほほう 揺れたい男ってか なるほどね 女のにおいがする男っていうのは わかる気がするんだな 良くも悪くもね しかし揺れたい男と来たか 自分が強くあらねば、ってことで 封印し…

今年の漢字みたいな感じ

「ところで今年の漢字は?」 と 友に尋ねられ 即答できなかったけど 二日ほどたって今 “働”と“歌”しかないと思う 働きながら歌い 歌いながら働く って書くとまるで歌を生業としているようだと笑ってしまう 歌わせてやるからと呼ばれ 歌えるならといそいそ出…

遠くで汽笛をききながら

「自分の言葉に 嘘はつくまい 人を裏切るまい」 日記を書くのをためらう日々について思うのは これまで本音を書いてきたのに 書けないということは 嘘をついて生きているのかもということ ビト・コルレオーネ言うところの “本音は口にするな”は なかなか難し…

バー、カウンター席にて(仮想)

『人間が抱く感情のうちで おそらく嫉妬心とプライドくらい たちの悪いものはない』 へなへなと崩れ落ちるくらい この一文に負けた ただし、今日このとき限定 (そのうち忘れていくにきまってる) わたしはそのどちらも たいへん強く高いから

二艘のボート

これまでにも何度かあったこと 頭の中で思っていたのと同じことが たまたまつけたテレビ番組や映画に キーワード的に登場したり 「これを日記に書かないと」と考えていた事象が これもまたたまたま開いた本に書かれていたり これっていったいなんなんだろう…

夕刊

だいたい 食卓で新聞を広げて食事をするというのは あまり歓迎されたスタイルではないと思う とくに遅い夕飯 オットの帰りを待ち 食事の支度をしていたシュフとしては 気のない相槌をうたれながら、ではうんざりに違いない しかし今の私は ひとり食卓で夕刊…

無題

光あるところに陰(かげ)がある 精いっぱい虚勢を張っているからこそ どうしようもなく脆弱な面があり ふとしたきっかけでそれが露呈すると その見苦しさに消えてしまいたいほど 気位だけは高いので 自分のダメダメなところを人に知られるのが耐えられない…

ハヤタ・モロボシ・郷

50周年ということで 録画しておいたNHK特集番組をみた (途中、ダレたので早送りもあり) それにしても ヒーローを演じた三人がタキシードで並んでいる姿は感動的だった 幼いころテレビの前で胸躍らせた彼らは 今もなおカッコいい 特に 庵野秀明のコメ…

えら障り

「説明しなくてはわからないやつには 説明してもわからない」 まったくそのとおり 理解者は 黙っていても理解してくれる 「なにか気に障ることがありましたでしょうか?」 ええ、ええ、 えら障りですがな 説明する気にもならない これを機に もう私など誘っ…

上半期

ショッピングモールでは 来年の新一年生のランドセル予約真っ最中 いらんお世話だろうが 私に言わせれば「ここまでやるか」感がいっぱいだ カラフルで彩度の高い商品の中 ぽつぽつと深緑や茶色のシブイものもある 同僚(二十代前半の女性 その“新一年生”にな…

三度の飯

より歌が好き 時間をやりくりして 中学時代の合唱部のメンバーと 夏の小さなコンサートのための練習に励む もっぱらカラオケで 一人で好き勝手酔いしれて歌う私 「いまさら合唱か・・」と 当初はいささかさめてたし そんなポーズを決め込んでもいた でも練習…

350×2

気持ちを整理するために 忘備録として友達にあてた長いメール そして それに対しての返信 何度も何度も読み返し まったくそのとおりだなあと 友の助言に 「納得のため息」 そう 最終電車に乗り込むには まだ早いんだ 夜更けのアルコールは私を焦らせるけれど…

首都高からおりること(梯子あるいは階段で)

物事の本質をみる 「おまえはブレないから」 それは素直にほめ言葉なのか 単にオールドファッションで頑固者ということか まあいいさ なんにしたって 少しは幸せな気分を味わえるってことは 今の私にありがたいことだ そんな気分が冷めないうちに眠ってしま…

魚町狂詩曲

自分の中に閉じ込めてきたものを 今週解放した ふたつ 先々できちんと受け止めてもらえたのに・・・ ほっとして楽になるかと思いきや そうでもない不思議 よくよく考えてみればその思いは 半年と少し前の 同時期からあるひとつの出来事をきっかけにして始ま…

○月病

先月来 単調で多忙な時間を過ごす中 誰かに頼りたい誰かに甘えたいという気持ちがあり そういうときに限って 微妙なタイミングのずれが重なってしまい 解消できないままになる こんな私がガードをはずしているのにね うーん これはやはり天のどなたかが 「そ…

吉井川

休日 友人の助けを借りて しばし現実から逃げた 新緑が美しい風景に 心癒された 瀬戸内の海は穏やか 仕事の愚痴も 家庭のボヤキも 口にできないモヤモヤも お互い様だねたぶん つきあってくれてありがとう

ファッショナブルラバー

本日 わが店のオーナー(60代女性)が私に言った 「あなたのファッションについてわからないときがある」 日ごろ私のセンスについては高い評価をしてくれている でもバイヤーとしてたずねたいと ・どこで買っているの ・どういう視点でいつごろそれを買った…

無題

限りないもの それは欲望~ (by陽水) 左腕にあった青いほくろを取った 正確には切除した、かな 一応病院で麻酔をしたわけだから ちくちくと三針 医師「いつごろからありましたか?」 私「・・・・わかりません」 子どものころにはなかったので まあ、10…

魂の故郷へ帰れ

サンカンシオン そんなブランドもあったなあ 暖かいと感じたら ひっくり返したように寒かったり うまくいくなと図に乗っていたら 「甘いんだよ」とばかり胃にグッとくるような失敗をしたり まあそれもしょうがない ここのところ月に二度のコーラスの練習の合…

ゆる・スー

クレモンティーヌ / スーダラ節 これはいいね♪ 次回カラオケでぜひ歌ってみよう いちにちいちにちを終えることだけで 必死の今の私に すーっと 暖かい風が吹いた気がする

死生観

この正月に新聞で T島の広告写真を見て衝撃と感銘を受けた 女優のKさんが水面に体を横たえかすかに笑みを浮かべている そして今日 それについてのインタビュー記事を読んだ 大病を経たKさんが 「生きることも死ぬことも日常」と語っている インタビュアーは…

休日前の暗雲

ああ、明日は楽しい休日&遠出だというのに 恐ろしい話を聞いてしまった 世の中には人を陥れようとする とんでもない人間が存在するもんだ 自分を慕ってくれる、それだけの虚偽の装いに気が付かないばかりか つくりばなしを鵜呑みにし 見事に悪の術中にはま…

伝播

年開けて半月とすこし 私の暮らしも新しいリズムができて 仕事は自分に合っている、というか これまでのことを思うといろいろな意味でパラダイス もちろんお給料をいただくのであるからして それなりのことはある でもでも 転職してよかったほんとうに 苦し…

「○○、仕事辞めるってよ」

三年ちょい、務めたパートの仕事が終わった 石の上にも三年 向いてないとはわかりながら それでもやってきた 泣いたり病んだりして辞めたくはなかったので 自分としては精いっぱいで 一応円満退社を装って わかっている人にはわかってる どんな状況だったか …