心躍るキーワード

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これがドラマのタイトル(二作目)だ

前作もそうだった

この字面をみておおっ!と言わない漫画ファンはいないだろう

 

子ども時代から一瞬でも漫画家になりたい、漫画を描きたいと思ったことのある人間ならばうれしいドラマだ

 

漫画雑誌は読んでいても編集の仕事など

しめきりを急き立てること以外ほとんどわからない

そういう意味でもとてもよかった(とはいってもまだ途中・・・)

 

「愛読書はなんだ?」と尋ねられ

「ワンピース!」と答えるアルバイトの若い編集者

古田新太

白戸三平や小島剛夕も知らんのか!と呆れられるが

それもまたいい

 

・・・・・・・・・

 

この二作目で重要なキーワードとして

なんと手塚治虫の“奇子(あやこ)”が出てきた

かつてわたしはこの本を持っていた

・・・持っていたが手放した(捨てたのかも)

そのストーリーはわたし好みの陰鬱で淫靡なものだった

しかし

それを家に置いておくと間違いなく我が子たちが読む

(実際今でも彼らは「お母さんの持ってたあの漫画、小さいとき読んだよ・・」などと言いヒヤっとする)

なのでこれはさすがにまずいと思ったのだ

 

あと、

これまたわたしの大好きな?昭和の未解決事件というのも出てくる

津山の三十人殺しとか、下山総裁事件!

 

とまあこのようなものが絡んでストーリーは進むのだ

 

「ちょっと甘いんじゃないの?」と言いたくなるところもあるが

まあまあ許して楽しめるドラマだ

古田新太が劇中言っていた

「昔は漫画の中のヒーローが求められたんだ

それが今はどうだ?

誰でもSNSで声を上げられて

そこらじゅう、ちっぽけなヒーローだらけだ!

な~~~にがフォロワーだ!イイネだ!」

と言った時にわたしは声を出して笑っていた

 

 

そして物語後半

出た出た!田中泯

待ってました!

 

彼の蟄居するビル、そしてその部屋のなんと素敵なことか

さあ続きを見よう♪

 

 

惜しむらくは主役の女優

美形なのも悲しいね

セリフをヘンにためて

早口でまくし立てるのがわざとらしくて

ほんっと

残念ですわ