ミルク色の夜明け

 

 

今をときめく映画監督 ポン・ジュノ

わたしは昨日まで「ボン(BON)・ジュノ」とよんでいた

まるでおしゃれなスイーツのような名前だと思ってたのに

ポン(PON)だったんだねえ

 

公開中の話題作はみていない

が、映画チャンネルで監督名を見て録画した

『吠える犬は噛まない』

うーん、わたしを笑わせたなって感じ

笑ったり吹き出したりしたけど

愛犬家のかたにとっては残酷なお話かもしれない

 

劇中、主人公(男)のカラオケシーンがあった 

飲み会の続きでほんの少しだ

わたしにとってはこれ、気になるシーンである

ストーリーとは別に「何を歌うんだろう」と興味津々

 

ええ?こんなのを歌うの?

もちろん韓国語であるが曲はわかる

そしてエンドロールの最後にこの伏線が回収される

 

カラオケ好きアニソン好きカルピス子ども劇場好きの人間なので

うれしいやらあきれるやら

ああ、やられたなあ(喜)

 

鑑賞後、検索して作品情報をみてまた吃驚

主人公(女)はあのペ・ドゥナだった・・・

まったくわからなかった

『空気人形』

  ↓

http://kj519.hatenablog.com/entry/20100424/1272034800

 

ラストシーンいいね

ドアミラー蹴飛ばして壊したくなる時、あるよね

 

そして

今日わたしは日用品売り場で

トイレットロールの標準的な長さを確かめていた・・・・

 

ハッピーエンドは欲しくない

毎度のこと

リアルタイムで流れているテレビドラマは

よほどのことがない限りみない

で、

wowowでイッキミ!というものを選んでみている

2017年のものらしい

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

うん、なかなか面白かったな

 

主な俳優

(◎ 顔も名前も知っている 割と惹かれる

 〇 顔と名前は知っている 映画やドラマで見たことがある

 △ 顔と名前だけ知っている

 × 全く知らない)・・・とわたしの中での分類

 

小栗旬

西島秀俊

田中哲司

野間口徹

×新木優子

長塚京三

 

他にもゲストでいい俳優も出ていたが

 

大雑把な分類だと刑事・警察(公安)ものなのだろう

それぞれ脛に傷持つ彼らが悪に立ち向かうわけだが

国産ドラマにしてはまあよくできていた

脚本が金城一紀

へえ、こういう仕事していたんだ

 

セリフなしの間がわりとあってそれがいい

クサい(こちらからでも予測できるのは勘弁してほしい)セリフも

あまりなかったと思う くだらないセリフよりは

間のほうがずっといい

ただ

5人がぞろぞろと目的地へ行ったり歩いたりするシーンは

ちょっとね

キイハンターやGメン75じゃないんだからさ

 

小栗・西島両者の対照的な顔

目も口元も⤴な小栗

その逆に⤵な西島

 

いい人で終わらなかった上司の長塚

そして単なる正義の塊にはならない特捜班の5人

 

こういう終わらせ方大歓迎!やったね!

「ある日のことでございます」

 

わたしはすでにお布団に潜り込んでいた

 

枕の横に置いたスマホに着信あり

未登録の番号からの電話には出ないことにしている

しかし

その夜は

出た

 

「・・・X(仮)さんですか?」

 

三重県の小さな城下町に住んでいた頃のお話

 

X、それは10年ほど前一時的に使っていたハンドルネーム

ここをのぞいてくれるあなたとあなたもおそらく知らない

その当時の某SNSは盛んで、わたしもすっかり入りびたりで

オフ会だバーベキューだと熱中していた

 

ただその夏に親しい人とちょっとした行き違いがあり

(今でいうSNS疲れ)メインのコミュから離れたくて

別のSNSに登録しそちらに顔を出していたのだった

 

それはほんの一時的逃避で

自分が使っていたXという名さえ忘れ、思い出すこともなかったというのに

 

 

電話をくれた彼とは

そちらのコミュで何度か言葉を交わし

通じるところがあり

近隣だったこともあって食事をする約束をした

 

たぶんわたしはさみしくて暮らしにも迷いを抱えていたのだ

 

おいしい食事の後で(イタリアンだったかな?たぶんワインをいただいた)

カラオケにいきましょ!とわたしは誘い歌いに行った

 

彼(Rさん)は

どういうわけだかその夜のこと、わたしの歌った曲などを忘れずにいて

どうしているだろうかと(彼曰く「ほろ酔い」の勢いで)電話をしてきてくれたのだった・・・

 

こんなことって?

Rさんという名前も顔もすっかり記憶の彼方に流れて行っていたものが

思いがけず

わたしをまた10年前に、そして自分自身を探り返すきっかけとなった

 

 

昨年の同窓会の流れで昔の音楽仲間たちは

「また何かやりたい、やろうよ」

「ボーカルやってな」

という話が出ていて

年明け早々わたしはキーボードを買った

若いころに投げ出したピアノをもう一度練習しよう

仲間たちとの来るべき日のためにと

 

 

そこへきてRさんからの驚きの電話

 

これはやっぱり

「おまえは歌っていればよい」という啓示だと受け止めておこう

 

Rさんは

来週遠路はるばる訪ねてきてくれることになった

 

 

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コーハク覚書2019

芸能情報や

若いタレントさん情報に疎く

かなり遅れを取ってそれを知る

 

コーハクはそんなまとめであるとともに

ウタ雑感

 

なので感想だけは書いておく

 

まず感じたのはアラシの安定感だ

司会のSはもちろん

ここまで国民的(世界的か?)に愛されて地位を築いたのだから

当然かもしれない

いまだにわたしなどメンバーが4人だったか5人だったか

ふいにきかれたなら即答できないかも(スマップと間違えている)

 

並んだ彼らを見て顔と名前を確認する

N、S、O、は大丈夫

あとの二人A、Мはちょいあやしいが

 

まあ立派なものだと思う

 

 

ユーミンとT内まりやの格の違いがはっきりとわかってしまった

どちらも素晴らしい共稼ぎ

しかし

楽曲が教科書に載るだとかそんなものは

わたしにはどうだっていいこと

曲も詩も質が違うだろ?って

 

若いころからユーミンの曲で知った言葉がいくつかあるので

代表的なものをあげてみる

カッコ内は曲のタイトル

カンパリ(避暑地の出来事)

・ナビゲイター(ナビゲイター)

そして今回の

ノーサイドノーサイド

40年近く前だって?????

どれも今では誰でも知っている言葉を

わたしはユーミンから教えてもらった

 

歌詞の深さが違うんだよ

 

そして(もちろん超高級なんだろうが)

クラシカルでメチャ地味な衣装に参った・・・・

さすがだよなあ

 

 

大掃除の産物

①クローゼット内のショッパー(服屋の紙袋類)を片付けていたら

一枚の千円札がぱらりと落ちた

 

えー?

「やったー!」と思えないほど

最近のわたしは実は落ちている・下がっている

 

②プリンターまわりの紙や郵便物や

保証書やなんやかやを片付けていたら

A4で20枚ほど、ファイルに挟んだものが出てきた

 

何年前になるだろう

(思い出すのも面倒だ)

友だちのダンナ(Kとしておく)の浮気が発覚し

その当時の彼女の行動やKの行動言動をまとめたものだった

もちろんその先に待っているであろう離婚騒動に向けての準備

 

Kは幼稚にもフェイスブックでその浮気相手含め

いろんな人間と生活の一部分をあからさまにしており

女とのツーショット画像まで載せていた

うれしくて楽しかったんだろうが

ドアホウであまりにも愚かしい

 

こんな奴は敵でもなかったなと

今になれば思うが

妻であったわたしの友だちを苦しめた事実は消えない

そいつが今後の人生でいくら不幸になろうと

土下座して許しを請おうと

たとえ

「もういいよ」と彼女が笑おうと

 

わたしは許さない

 

昨日

昔の映画『大魔神』をみた

空掻き曇り

雷鳴轟き

地響きを立て

ただ、怒りのために現れる大魔神

 

「お静まりください・・・!」

とひれ伏し涙する高田美和は美しかった

 

 

 

 

 

 

都会(まち)にはびこる哀れなアンドロイド

SF映画は苦手なジャンル

 

あの『ブレードランナー』の続編を録画していたので

観念して鑑賞

もともとの作品(前作)も何度か見ようとはしても

過去、途中で止めてしまった

苦手意識の強さと画面の暗さで眠りに誘われてしまった

ファンからするとなんて奴だと叱られることだろうな

 

さて続編

一度見ただけでは感想などとても書けない・・・

 

それでも何かを書き留めておかないと

この先後悔しそうで

 

まず、

①主人公の上司役で

わたしの好きな『ドラゴンタトゥーの女』で

ミレニアム誌の編集長役だった女性が出ていて驚き

 

劇中、マダムと呼ばれていた

オールバックのヘアスタイルが衝撃的だ

 

②新型のレプリカント誕生のシーンはすごい

吊るされた超大型のジップロックのようなものから

床の上に生まれ落ちるのだ

完璧なその身体(もちろん全裸)は粘液にまみれ縮こまり

震え

怯えている

この役を演じた女優って

ひとことのセリフもなく

このシーンのみ

感動した

 

③いうまでもないことかもしれない

前作の主人公であるH・フォードが

老いたその姿で登場したとき

わたしは思わず声を出してしまった

 

 

まだまだみなおしが必要だ

 

死んだ樹はとても美しかった