あとわずか
今年のまとめをしたいが
残念ながら
特筆するようなこともなし
済んでしまえば一年なんて短い
近くにいたひとや
遠く離れていた友人が
何人かこの世からいなくなってしまった
さてわたしには
あとどれくらいの時間が与えられているのか
目標もなく
夢もなく
ふーらふらと
たまに知人友人と呑んだり歌ったりするだけの一年だったな
来る年もたぶん変わりはないだろう
わたしのなかの壊死した部分は
おそらく再生することもない
y津g師の歌う
fラミンゴが頭の中でぐるぐる回り続けるこの年末
気になって過去の曲も聴いては見たが
この曲が一番だ
昨夜のスナックで
隣に座った若い男性が彼の曲を歌ったので
「fラミンゴを歌ってくれる?」
わたしはリクエストした
mvのとおり
指を怪しげに動かしてみた
そんな年の瀬だ
へらへらり
ガッカリ
まあよくある話
「酔った勢い」
「酒のせいで」
いろんな男と呑む機会はある
いつも思うのは
どうしておおかたの人間は
自慢話をしたがるのか
露骨な場合ばかりではないが
話の端々にそれが匂ってくると辟易するし
落胆する
たぶん少し前のわたしなら
黙って微笑みながら聞き、「うんうん」とうなずいていただろう
あ、そうか
それが原因なのか
そうだとしたらわたしが悪いわけか・・・
昨夜
数年続いた友だち関係を解消しようと思った
彼の言葉を借りれば
酔って「やらかす」ってこと
向こうが望んだ忘年会という場で
彼はわたしに「やらかし」た
もちろん精神的に
眠くて仕方がないはずなのに
明け方早く目が覚め
腹立たしくてしかたがなかった
自分の心がだんだん偏狭になっている自覚はある
わかってる
だけど
わたしは心地よくないものとは
縁を切りたいのだ
好きな男アンケート
フォローしてるn町m子氏がやっている
参加者はフォロワー限定で
自分の好きな男を三名投票できる
ただし
実在の人物限定
劇中の役名とかはダメ
わたしが投票した三名は
おおかた獲得票数は一票で
つまりわたしだけ
この獲得票数一票の部類がとても面白いのだ
膨大な数をまとめておられるn町さんには
感謝感謝
読むのにもけっこうな根性?が必要だが
たまらない
今回の発表で
わたしの投票時のコメントが採用されていて
感激した
ほんとうにありがとうございます!
石灯籠の中
書店でカーサを立ち読みした
翌日
また立ち読みした
そしてわたしは現金の持ち合わせがなかったので
ATMコーナーへ行き
少しだけ引き出し
その本を買った
猫村さん完全版
そこにはわたしの好みのものが
たくさん詰まっていたからだ
一番心にしみたのは
“へび”の話
気の小さなへびは
ある出来事でささやかな自信を持つ
今なら出来るかもしれない
小鳥の巣を襲い
小鳥を捕まえ
卵も飲み込むことが出来そうな気がした
しかし
へびはそれをせず
石灯籠の中で眠る
自信に満ちた今の気持ちを大切にし
幸福感を控えめにすることで
安心して眠るのだ
・・・・・・・・
この本には
わたしの欲しいものが
たくさん詰まっている
クウキ
仕事帰り
買うものがあったので
途中の店で車を停めた
ドアを閉めたところで
あ、
この感じ
もう何年前のことか
一人暮らしを始めたころ
こういう空気をよく感じてた
そうだ
あれは12月だったんだ
来週末の呑み会
ちょうどその頃かかわりのあった人物が
参加することを先日知らされた
これもまた何かの偶然か
わたしは
多分その人の目を見ない
向こうはどうだろう
わたしの目を見られるか
動揺するとか
そんなんじゃなくて
こんな機会を
面白がって迎えたい
無題
友だちの話を聞いた
彼女は
10年越しの恋人がいて
お互い独身だし
それぞれ自立しているし障害はない
ただ
ときめくことがなくなった、と嘆いた
長年連れ添った夫婦のように
穏やかなのなら結構だとわたしは言ったが
以前のように
時間をやりくりしてまで
「会いたい」と思えない
つまりはめんどくさい
ベッドを共にしたいとも思わない
そういう話(あからさまな男女の話)をするタイプではないので
ちょっとした驚きだった
嫌いになったというわけではないけど
これでいいんだろうかとつぶやく
ふうん・・・
今のわたしからみれば
ぜいたくな悩みのようにも思える
その彼に
わたしも一度だけ会ったことがある
ルックスも悪くない
経済的にもじゅうぶんオッケーだ
ふうん・・・・
って感じ