センスプ

皮膚科通院中につき

待合でセンスプを読んでいる

 

センスプ・・・

面白いよなこの言葉

 

コラム好きなので

みうじゅん

クドカン

林真理子

などなど楽しい

 

益田ミリのゆるい漫画もいい

 

その中で

「口にしていい決心とそうでない決心」

というのがあって

センスプを手に待合室の天井を仰ぎうなってしまった

(もちろん実際にはううむ、とか声は出していない)

 

英会話をがんばるとか

ダイエットに本気で取り組むとか

そういうのは口に出していい決心だそうだ

つまり失敗してもよい決心

 

ならば・・・

口にできない、口にしてはいけない決心とは何なのか?

それこそが自分の本心との闘いであって

試みて見事に沈没しそうな予感のある際どいものだ

わたしにもある

 

そして誰にも言えない

たぶん

 

 

先日

大事な友達に

「あの世で罰を受ける覚悟がある」件について語ったところ

彼はしばらく考えた上で

「あの世のことはわからん」

極上の笑みをわたしに見せた

 

そりゃそーだ

 

“白いスバルフォレスターの男”に

「おまえがどこで何をしていたかおれにはちゃんとわかっているぞ」

と言われることがきっとある

考えている人間には

彼が見えるのだと思う

 

メンエキ、そしてメンシキ

トラブルやストレス真っ只中ではなくて

ちょい片付いて一息

 

・・・そんなときにわたしはたいてい発病する

これはおもしろいことだ

 

今回もその通りで

自分の中で問題を整理し終え

さあ張り切って行きましょう~

そしたらやってきた

タイジョーホーシン!

 

予感はあった

予感?

かつて父親がそれを経験し

その時の顛末を嫌というほど母親から何度も聞かされ

昨年は身近な友達が発症したため

またそのつらさを聞かされ

ついこの間は近所のひとがやって

 

どんなふうになって起こりどんな症状でどんなふうにつらいか

見聞きしていたこともあり

おかしな話だが

「!これはきっとわたしもいつかやる!」

と思っていたわけ

そしたら案の定ってわけだ

 

一週間ほど前から「これは来るな」

そしておとといの夜発疹

本日受診

 

ドクター

「あーあーこれは痛いやろ」

いや、まだそんなに痛みはないんですが・・・

「これから痛くなる」

えー?患者を怖がらせるようなこと言ってどうすんの?

と思う余裕がまだわたしにはあるのが幸い

 

お薬が効いて

ひどくならないことを祈るだけ

 

 

昨日の日記

地元の友との呑み会に

仕事を終えてから参戦

 

ほとんど食べられなかったな

ああもったいない

 

しかし二次会のカラオケのほうでは

人が変わったように貪欲になるわたし

まあ

毎度のことだ

 

延長戦も終わり

みんなは家路につき

わたしのカラオケパートナーである歌バカ同志と

まだ歌い足りない!と残るどうしようもなさ・・・

 

にぎやかな宴会ではちと空気を壊すので歌えない陰気な曲を歌おうと

 

(記憶はあいまいとなっている)

人形の家

難破船

をなど歌ったと思われるが

果てしなく続くわたしの歌バカ

さて次回に向けて

案を練ろう

 

 

ワタシ ハ カゼ

今から6年ほど前

わたしにはたいへんな出来事が起きていて

それを知った友達(男)がいろんなCDを送ってきてくれた

 

その中で

「今のお前にはこれや!」と言ったのが

カルメン・マキの曲で本日のタイトル

 

しかし申し訳ないことに

聴いてもまったく入れ込めなかった

そして先日

またもやある男友達が呑みながら

「そりゃあカルメン・マキやろ」とわたしに言った

 

なので

そ、、そうなんかな?と

その時もらったCDを探して聴きなおしてみた

 

でもダメ

 

“ああ、もう涙なんか枯れてしまった”

“ひとりぼっちも気楽なものさ”

とかそれっぽい歌詞はあっても

いくら逆境に立ち向かい負けるもんかと思っても

わたしはどうしてもロックな気分になれやしない

なんでわたしがカルメン・マキなんだろうか?

 

 

わからーん!

 

ハドソン!

今朝の新聞に

ビル・パクストンの死亡記事

 

思わず

「ええっ!?」と声を出してしまった

若すぎるよ・・・

早すぎるよ・・・

歳はわたしと二つ違い

誕生日は二日違い

 

なんといってもエイリアンⅡで

「7日どころか7時間ももたないぜ~~~(泣)」と

ベソかき面で取り乱し

リプリーに「しっかりしろ!」と叱られる

ハドソン役が印象強い

人間らしくてよかった

 

合掌

 

現在過去未来

ジャームッシュ

“ブロークンフラワーズ”をみた

 

やっぱいいなー

 

 


Holly Golightly & The Greenhornes - There Is An End

 

ほとんど無表情の主人公

セリフ少な

 

その時その時

手に入れたい女を手にし

ドン・ファンと呼ばれ

金もそれなりに手にし

 

やるせなくソファで横になり

年老いていく男

 

或る内容のピンクの手紙を受け取ったのをきっかけに

過去の女たちを訪ねていく旅

 

ある女性はすでに墓の中

花束を手向け小雨の中

樹の下に座っている主人公の姿がせつない

モノローグも何もない

 

それぞれの女性たちもよかった

迎え入れ一夜ベッドをともにするものもいれば

静かに「もう帰って」というものもいるし

いきなりとりまき?の男からぶちのめされたり

 

みんなきれいだ

もちろん外見がという意味ではない

 

二十年経って

別れた(自分を捨てた)男がいきなり訪ねてきたときに

わたしはどんな対応ができるだろうか

 

 

そんなことを思った