無題


姪がもうすぐ小学校を卒業する


出産予定日にほど遠く
超低体重児で生まれてしまい
産婦人科医院から救急車で市内の大きな病院に移され
最初に対面した時彼女の頭はちいさな“キタアカリ”みたいだった
母である妹はやたらとベソをかいていたし
身内みんなが「・・・成長できるのか」と危惧していた


先頃初潮も迎え
今は三人姉弟のりっぱなおねーちゃんとして君臨している


このたび卒業にあたって家族に
学校で作ったメッセージカードをくれた


私へのカードのすみっこには
「おばちゃんがいてくれてよかった」
と書いてあって
涙腺決壊




なんだかんだと口実つけては
ウチと妹一家のサポート(家事手伝い)で日々を流している私
情けなくもこんなうれしかった言葉

それだけではないけど
我が子とはまた違って姪はかわいいもんです