言い訳をする男

死に損だなあ、、

そう思った

 

倦怠期か

はたまた

稼業(作家)が行き詰まっていたからか

妻以外の女性と関係し

運悪く

その真っ最中に突然の事故で妻が死ぬ

 

そこから長い(永い)言い訳が始まる

 

最終的にはたぶん男はそれなりの成長らしきものを遂げ

いいお話で終わったのかもしれない

しかしわたしは

もやもやしたものが残った

 

勝手すぎるだろ?と

 

美形な男っていうものを最初からナナメに見てしまう癖があり

モックンという俳優に罪はない

わたしも自分勝手

いや、立派な役者になったもんだとは認めつつ

彼が主演でなかったならば

もう少し見方も変わっただろう

・・・・・・・

 

 

「ああっ!それ言っちゃダメ!」

 

みたいなのが

西川監督作品にはある

だからみんな痛くて凄いと感じてしまう

わかってる、わかってるけど言わないで、と

 

これからもわたしはそれを待っていると思う