答えは映画の中に

アカデミー賞受賞作品が

映画チャンネルで続々放映される時期だ

 

過去の受賞作品は

出来る限りみてきた(つもりだった)が・・・

先日録画した

“普通の人々”を本日鑑賞

もちろんタイトルとロバートレッドフォード監督作品ということは

わかってはいた

 

みていなかったのかな?いやそんなことはないだろうが

すっかり忘れている?いやそんなことは・・・

 

 

ここ一週間ほどわたしは

自分勝手な問題で自分勝手に苦しんでいた

眠れぬ夜も多く薬にも頼っている

 

・・・・・・・

 

この映画の主人公(学生・男)は

過去つらい体験をし自殺未遂もし

苦しみ

父親の勧めでいやいやながらセラピーを受けている

 

その中でのセラピストの言葉

「きみは過去、きみのやったことが許せないから苦しいんだ」

 

その通りだと思う

わたしも

わたしのやったこと、わたしのやっていること

つまりは自分が許せないから苦しい

 

 

主人公の母が自分の兄に食って掛かるシーン

(彼女は長男を亡くしている)

「あなたの息子は生きてる

慰めのようなことを言ったり見せたり

結局自分の幸せ自慢をしたいわけ?」

 

そうだ

状況も立場も違えど

過去、日記にわたしが書いた

友だちの家族自慢を嫌悪している問題は

こういう感情なんだ

自分を不幸だと思いつめ

自分の持っていない、わたしが過去になくしたものを

持っている人への甚だしい勘違いのヒガミ根性なのだ

 

 

 

是枝監督作品など

家族問題を扱ったものが注目を集める今

この“普通の人々”も

もう一度注目されてほしい

辛いし地味だし楽しくないが

そこにあるものは大きい

 

 

わたしも

経済的に許されるなら

信頼できるひとにセラピーを受けたい

もしくは

懺悔室で告解を