炎上

春樹氏の短編

あの『納屋を焼く』が映像化(映画化)

それを聞いて

えええっ!と驚くと同時にぞくっとした

 

わたしが一番好きな短編だ

 

先日テレビで流れたものは

かなりカットされているらしいが

まあまあだったと思う

いつかのあの長編と比べれば

 

 

韓国映画があなどれない、というのは

やっとわたしが最近気づいたこと

この前見たもの(タイトル忘れた)も

なかなかよかった

もちろんメロドラマではない

 

主人公たちの住んでいる街(村)の風景や

アパートなどは

わたしの心をひきつけた

 

この『バーニング』も

 

ただ

焼かれるのは

納屋ではなくビニールハウスだ

それでも

燃え落ちてゆくそれはとても美しかった

群れ飛んで行く鳥たちや

日暮れの木々のシルエットも

 

謎の男を演じた俳優が

あまりにも美しい顔をしていて

作り物ではないかと感じてしまうほどだ

 

あんな容貌を持っているとしたら

尋常な人生など送れないのではないか・・・

 

そんな関係ないことを思った