貸金庫に雇われた男たち
長く重い映画をみた
内容もさることながら
三時間近い長さにくじけそうになったが・・・・
日々の暮らしにピーピー言って
恋愛もどきに心悩ませる自分に叱咤の意味もあり
しかしこのような映画をみたせいかどうか
なんだか嫌な夢も見てしまった
ああしんどかったな
救いは
作中何度もあるシーン
それは主人公の作る料理だ
自分のミッションとはかけ離れ
美しく手際よく
暗殺チームのメンバーに振る舞う
「なぜお前がリーダーなんだ?」
「料理が上手いからだろう」
と茶化される
料理に興味のないわたしでさえ
「ちょっと取り分けてほしい」と言いたくなった
キャストのチェックはしていなかった
途中で主要メンバーの一人が
「あれ?D・クレイグに似てるけど」
と思っていたら
やっぱりそうだった
今の彼より顔も身体もムッチリして泥臭いものの
あのブルーの目と横顔の鼻の形で気が付いた
祖国とか民族とか
日常思うこともない言葉が飛び交う
つくづく日本は
そしてここで日記など書いてぼやくわたしは
平和どっぷりなんだと実感した