こっそり泣いた
昨日、母の和箪笥を片付けていた
一番上の開きに手文庫があり
その中に私と妹が書いた古い手紙と作文が仕舞われていた
ヨメに行った当時
父や母宛に送った私の手紙
いやーこれはアカンな読んだらまずいと思いつつ
ひとつだけ開いてみた
その中の一文(原文ママ)
『(略)・・・で、近所のおばさんたちが10人くらい手伝いに来たのですが
みんなよく動いてたくましいです。
言葉やなんかもあらっぽくて何か怒ってケンカしてるのかと思います。
ああいう中につれていかれると“アンタもああなりなさいよ”と言われているような気がします。みんな気はいいのだろうけど、なかなか慣れなくていつも怖いです。
(たくましいだけがお母さんではないぞ)と心の中でこっそり考えています。』
20代半ばの私の手紙
一事が万事、このまま40代半ばまで暮らし
そのとおり、たくましい母になれないまま婚家を後にしたわけ
感無量やら一応反省やら申し訳ないやら呆れるやら
しんみりもした
さて
一緒に納められていた妹の作文(小学二年生・一応入選作品笑)は泣けた
私のお母さん、というタイトルの作文に
「今こそコレを読んで反省しろー!こんな可愛い時期もあったくせにー!」
と涙しながら笑った私であーる