都会(まち)にはびこる哀れなアンドロイド

SF映画は苦手なジャンル

 

あの『ブレードランナー』の続編を録画していたので

観念して鑑賞

もともとの作品(前作)も何度か見ようとはしても

過去、途中で止めてしまった

苦手意識の強さと画面の暗さで眠りに誘われてしまった

ファンからするとなんて奴だと叱られることだろうな

 

さて続編

一度見ただけでは感想などとても書けない・・・

 

それでも何かを書き留めておかないと

この先後悔しそうで

 

まず、

①主人公の上司役で

わたしの好きな『ドラゴンタトゥーの女』で

ミレニアム誌の編集長役だった女性が出ていて驚き

 

劇中、マダムと呼ばれていた

オールバックのヘアスタイルが衝撃的だ

 

②新型のレプリカント誕生のシーンはすごい

吊るされた超大型のジップロックのようなものから

床の上に生まれ落ちるのだ

完璧なその身体(もちろん全裸)は粘液にまみれ縮こまり

震え

怯えている

この役を演じた女優って

ひとことのセリフもなく

このシーンのみ

感動した

 

③いうまでもないことかもしれない

前作の主人公であるH・フォードが

老いたその姿で登場したとき

わたしは思わず声を出してしまった

 

 

まだまだみなおしが必要だ

 

死んだ樹はとても美しかった