虫の命は火に捨てよ

 4日は虫の日だったらしい・・・

 

そのせいだかどうだか

有線でめずらしく『カブトムシ』が流れているのを耳にした

 

しょーうが⤴ィーーーー

わーすれる⤴ゥーーーー

ことはないでーしょーぉーーーーー

 

とまあ、このあたりしか印象には残っていない曲だったが

昔身近にいた人間が

この曲が流行っていたころに

やたらとこれを歌っている彼女の感性とやらを

賞賛していたのを思い出した

 

なのであらためてじっくりと聴いてみることにした

(わたしは彼女のルックスや歌唱力に不満があり・好みではなく・

気に留めることはしなかった)

 

歌詞をみることなく聴いていると

部分的にしか言葉が聞き取れない、聞き取りにくい

きちんと歌詞を見ながらでも

ラブソングだとは理解しても

言葉の流れが唐突でちょっとわかりにくい

年代の差、だろうか

 

わたしなら

「あなたの耳に寄せた」のは

「おでこ」ではなく「ひたい」だろうなと思うのだ

 

そう難しい曲だとは思わない

ただ

誰かの前で歌ってみるかなと

 

甘えんぼちゃんみたいなのは嫌いなので

わたしなりの解釈で

わたしのこの声で

 

まったく別の虫の歌になることだろう