霧にむせぶ夜

涙じゃなーいよと

言いたいけれどー

こらえてーもこらえても

まつぅげがぁ濡れるー

 

 

もとは黒木憲の歌なんだよ

いい歌だ

 

こんな天童よしみのカバー曲を聴きながら

(そして歌いながら)

お天気のよい休日

張り切ってタンスやひきだしのなかを片付けたり

棚の本を並べ直したりした

途中で発掘したものに気をとられて

時間がかかってしまうのは毎度のこと

気がついたら夕飯の時刻になっていて

そっちはてきとーになってしまった

 

続きはまたつぎの休日に持ち越し

 

お気に入りのものは捨てられないが

このままではモノは増える一方

心を鬼にして

「悪いけど、あんたの時代は終わった」と告げて

いくつかはゴミ袋に入れたりした

 

描きかけの絵を出して壁にかけてみた

また手を入れる気になるときがくるかなあ

 

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