秋草の銀


あの絵をとうとう見てきた!


やはりなんというか
こういった作品は実物に向かい合わないとだめだ
そう痛感した


絵はがきや図録とはまるで違う
正直、待ち望む期間が長く思いが強すぎたこともあって
ガラスの向こうにある屏風は
初めて見た気が少々薄く
「え?」
という感情が一瞬なきにしもあらず
想像よりはるかに色鮮やか!
(もっともっと渋いと思いこんでいた)

しかし私のうしろにいた男性は
「うーん・・・実物は案外くすんでいるね」
連れの女性にそうつぶやいていたのが聞こえた

皆さまざまなイメージを抱いて実物に対峙したのだね〜




自分の目で見ろ
自分の頭で考えろ
自分の足で立て




好奇心は無くすことなく
トシを取りたいとあらためて思った