大阪ハムレット4


もう4巻なんだ


恥ずかしいけど
200ページ足らずのこのコミック一冊で
私は何度も泣いてしまう
これまでもそうだった


よくわからないけど
こういう時間も私には必要なんだろう



「みんな同量の幸せなんてありえへん
でもみんな足して
ちょっとずつ分け合えたら

それでええ」


「ウソつかんと
悲しいことも
話できるようになりたいねん」





家族ものとか
今の自分には横目でみるジャンルだし
いわゆる“コテコテ”人情ものがうっとおしいはずの私でも
この“大阪ハムレット”だけは
受け容れられる