ワインのない夜にワインの映画

とっておいた“サイドウェイ”をみた
予備知識もなかったのに
なにか引っかかりがあったのは


日本版リメイクの予告を見ていたからだと
あとで気がついた
(日本版は“サイドウェイズ”)

アカデミー脚本賞とっているのね


登場人物も地味だし
ストーリー展開も地味なわりに
目が離せない
好きなタイプの映画って
そういうもんです
主人公もいいです
見た目は冴えないインテリのおっさん
私は案外好きですね



女優陣(といっても3人ぐらい)が
全員控えめながら魅力的です
主人公に思いを寄せるマヤの住んでいるアパートが
とてもとても素敵で
あんなアパートがどこかにないものかと思いました



特別にとっておいたワインは
特別の日にあけるのではなく
それをあけた日が特別な日になる





というような言葉が出てきて印象的
思わぬ拾いものでした