或る告知

ここ数年 身近にいた歳の近いものたちが 何人かこの世からいなくなった しばらく会っていなかったものもいれば そうでもないものもいた 「悪性なんだって」 ひとづてに聞いてはいても 直接本人とそれについて話すことはなかった つまりは 知って知らんふりを…

つゆのあとさき

市美術館へ バルセロナ展だ 「バルセロナ そのあとの住所も知らず 辿った坂の町は輝く蜘蛛の巣」 ユーミン “地中海の感傷”より スペインになどもちろん行ったことはない (志摩スペイン村ならある) パリに比べると イマイチ弱い気がするバルセロナだったが …

なんとなくなんとなく

相変わらずで 何の知識ももたずにとりあえず 夜の時間を潰すための 映画チャンネル適当に録画 その中から 某洋画 男が二人 広い荒野のようなところで 牛の群れを眺めている 男1 「あの牛たちには名前があるのかい?」 男2 「たいていは“後悔”という名だ ひ…

虫の命は火に捨てよ

4日は虫の日だったらしい・・・ そのせいだかどうだか 有線でめずらしく『カブトムシ』が流れているのを耳にした しょーうが⤴ィーーーー わーすれる⤴ゥーーーー ことはないでーしょーぉーーーーー とまあ、このあたりしか印象には残っていない曲だったが 昔…

時には・・・

「時には 浮ついた話をしようか」 (加藤登紀子ふう) いつもいつもうっとおしい日記ばかり書いているので たまにはいいだろう ・・・・・・・・・・・・・ 今日 上司がうちの店にやってきた 上司と言っても直属の、ではなくて わたしのいる部門のトップにい…

いまさら

溢れる情報 行きかう人々の思い 例えば 女たちが昔なら井戸端会議で語って(ぼやいて)いたような ことも 現代ではSNSにのせてながれる そりゃあ それで同感を集めて留飲を下げ気がすみ ストレスの発散につなげることだってあるだろう 日々の楽しみになるこ…

う、に濁点

少し前 「ヴ」という表記をやめるとかやめないとか そういう記事を読んだ 自分がどのように ブとヴを使い分けているか考えてみる 当然「V」の時は「ヴ」かと思いきや そうでもないことに気が付く だっていちいち ラヴなんて書かないし バレンタインであって…

ミス

昨夜のこと 友だち(女)からメール (実際はLINEだけれど面倒なので、メールとする) 最近とある集まりに関して なんどかやり取りがあったので 特に不思議でもなかった が 内容がどうも変だ ああ これは宛先を間違えたなと気が付いたので その旨返信してお…

昭和の事件ファイル

先週は市議選 高校時代の同級生が立候補しているので 数日手伝いをした 選挙事務所はちょっとした同窓会会場のようだった 昔の話をすると 「よくそんなことを覚えているなあ」と 感心される もうひとり 選挙の世話役をしている幼馴染のМくんもわたしと同類だ…

黒ビール

少し前に 英国テレビドラマのことを書いた はまるきっかけは それ以前に放映されていたこっちのドラマだった 刑事モース オックスフォード事件簿 今また流れているので 最初から見直している 主人公のモースは 線が細くて見ていても心配になるほど 時代は1…

さくら寿司に蓮根

※今週のお題「桜」 『さくら寿司に蓮根』 窓の外には春の日差しが満ち溢れ近所で始まった、家を新築する大工仕事の威勢のいい音が聞こえてきます植物の色はといえば黄と緑にほぼ統一されているし真新しい制服姿の学生が自転車をこぎ裏道を走り買い物に出かけ…

桜話2

『枝垂桜と項垂桜』 わたしはいったいどこへ行こうとしているのでしょう ◇ 大きな枝垂桜の下に立ってたずねてみましたもちろん木は答えてくれる筈もありませんああやっぱり、とわたしもその枝のように項垂れてしまうのです この半年あまりというもの自分の気…

桜話

桜 その樹には 女よりも男のほうが似合うと思う 『古木(こぼく)のようなひと』 これ、 一応は内緒の話ですよ 吉野は同じバレー部の薄墨先輩のことが好きだったんですええそうです、先輩は男です知りませんか?この話同級生の間では有名な話なんですけど ◇ …

ジェーン

毎日流れているテレビ番組はほぼ見ない ドラマも 最近夢中になっているのは 映画チャンネルでの英国ドラマ 主演はヘレン・ミレン 刑事ものだ 『第一容疑者』 ほとんど全編を見終えて さみしくなっている 何年続いていたのか知らないが 後半では主人公のジェ…

リア充

スポーツ関係の大きなニュースが続く それなのに ビデオ撮るばかりで 引退会見含め チラチラとしか見ていないし なにより 大阪場所すら ちゃんと見たのはたった一日というありさま (もちろん結果はチェックしている) 鬱々と過ごした1月2月 3月に入って…

社員食堂

お昼のお弁当を食べるのは 社員食堂だ 食堂と言っても 別に食券を買って注文するという類のものではなく それぞれお弁当や 食品フロアで購入したものを持ち込んで レンジで温めたり ポットのお湯を使ったりして食べている なぜだか 座る位置や 一緒に座るメ…

夢のような宴席はそんなこんなで瞬く間に過ぎてゆきお開きとなる。店の戸を開け外に出ると温もった頬に冬の空気が心地よい。寒いだろ?おれのを掛けてけよ、とミフネくんがわたしの襟元に深紫のマフラーを。すっぽりうもった鼻先にタバコとさっきまでの鍋の…

さあすっぽんだ。ここで食べないわけにはいかない。カツくんは器にすっぽんを取り分けている。ヤナガワおまえ、最近やせ過ぎだ。昔はもっと肉付き良かったよな?まーたろくでもない男とややこしいことになって恋やつれしてるんじゃないのかあ?いかんいかん…

“久しぶり”のひとたちとお酒を呑んで大好きな映画の話を聞き笑顔を見ているのはほんとうに幸せだすでに酔いも回っているわたしが決まり事をはずさないかは冷静な幹事のナカダイくんがしっかりその眼技をもって制しているなので安心して時間を過ごすことが出…

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お銚子が運ばれ、宴が始まった。わたしとミフネくんは瓶ビール。もちろん黒地に星がついてるアレ。おい、こうやって四人でこの店、とは何年ぶりかな?昔を思い出すな。とミフネくんが話し始める。もちろん初めてのことだけど・・そんなことは関係なし。鍋の…

ほんとうにこんなことがあるのか?からかわれたのか?いやいや、ナカダイくんはそんな手合いの人間じゃない。指定された日が近づくにつれ落ち着けわたし、と三つの決まり事を唱え続けその気になっていく。一度も(実物に)会ったことはなくとも、そして“あの…

決めごとは・・・①“どんな”ひとに会っても普段どおりに振る舞うべし。旧知の間柄のような顔をして。向こうもそう振る舞うことになっている。そういった環境設定が必須ですから。つまり、びっくりしたり感激しても顔に出したりうれしさのあまり涙ぐんだりそう…

すっぽん鍋4人会

『宴会幹事(企画)はナカダイくん。わたしが彼にあの世から呼んでほしいとお願いしたのはあのおふたり。「約束さえ守れるなら夢を実現させますよ」まるで日本映画専門チャンネルそのままの(?)昭和豪華絢爛宴席にわたしは冷静でいられるのか?』 1 今日…

妄想鍋

春が来たらしい 数人の友だちはこの冬 「カニ食べに行っていた」 などと連絡してきた わたしはカニにもカキにも 心が動かない もうどちらもシーズンは終わったか・・・ それでも 鍋は好きだ 料理らしい料理をしなくても 賑やかで温かくうまい あの湯気の向こ…

ひそかなよろこび

アカデミー賞受賞作品続き “ある愛の詩” 映画館でみたと思う ポスターも思い浮かべることが出来る 誰とみたかは不明 何度でもみたい、というような 作品じゃないが・・・ 今みると主人公たちのファッションが懐かしくて楽しかった タータンチェックのスカー…

教訓

春を感じる休日の午後 いつものように 横になって映画チャンネルを見ていて ふっと心の霧が晴れた 自分を追い込んでいる問題の 解決(ではないが転換か?)の糸口が 見つかったように思えた イトイさんのツイッターに 『おちつけ』『みわたせ』 という言葉が…

答えは映画の中に

アカデミー賞受賞作品が 映画チャンネルで続々放映される時期だ 過去の受賞作品は 出来る限りみてきた(つもりだった)が・・・ 先日録画した “普通の人々”を本日鑑賞 もちろんタイトルとロバートレッドフォード監督作品ということは わかってはいた みていな…

愛ある一票

年末に書いた日記 好きな男アンケート - 銀色手帳 そして 早くも今年(2018)の集計が! ご本人n町さんも書いておられるとおりで この一票ゾーンがとても楽しい おびただしい男性の名前の中 「え?この人が獲得数一票?」 という面白さもあり (今回なら…

顔料

子どもの頃に読んで タイトルも作者も しっかりしたストーリーすら覚えていないものの 「あれをもう一度読んでみたい」 そう思っていた小説があった ジャンルは推理小説 殺人事件に関わった物語だったので それだけは間違っていない 断片的に覚えていること…

浴槽

録画していたテレビ番組を見た 売れっ子の振付師の話 ブームになった恋ダンスとやらには 全く興味はないが pヒュームには関心があるので その中で中心になって踊っていた女性に目がとまる あ このひとはもしかしたら? 調べてみたらやっぱりそうだ わたしの…